育毛剤に含まれる漢方、天然成分ニンジン、センブリなどの効果について

育毛剤の成分の豆知識

「成分が何種類も、沢山入っているほうがいいのですか?」

あまり作用の強くない、医薬品ではない天然成分であれば、様々入っていた方が相乗効果が得られるかも知れません。(ただしその方の皮膚や体の状態によって変わってきます)

医薬品の成分は、沢山入れれば良いというものではありません。「医薬品」と名の付くものは必ず副作用があります。そして医薬品というのは、症状の出ていない人がむやみに使っても体にいいとは言えないのです。例えば頭皮が雑菌に負けやすい状態の人が殺菌成分をつけるのは良いですが、そうではない人が強力な殺菌成分をつけ続けることが果たして肌に良いのかというと逆効果でしょう。

身近な例では、口から摂取するものを考えるとわかりやすいでしょう。元気な人がむやみに色々な薬を飲んでも健康維持には役立ちませんし、むしろ体に悪影響が出ます。しかし食事で様々な品目をバランスよく食べたり、何種類もの成分が入った健康食品を飲んだりするのは、健康を維持するために良いことであると言えます。

医薬品は漢方的に考えると「下薬」

育毛剤にはニンジン、センブリなど漢方の生薬が色々と使われますが、漢方には「上薬」「中薬」「下薬」という考え方があります。
「上薬」は、直接的な効果があるかと聞かれると弱いけれども、健康維持のために毎日でも摂っていいもの。毎日の食事に気をつける、サプリメントを摂るなどというのは「上薬」の考え方です。

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「中薬」は体質を強化するもので、適量なら毎日摂っても良いものです。

「下薬」は治療の時だけ使うべき薬で、直接的な効果は著しく現れますが、治療が必要のない人に使うべきではないもの・長期連用は勧められないものです。

今の日本の法律では「医薬品」と規定されているものはほぼ全て「下薬」です。だからこそはっきりと効果が確認され、医薬品として流通できるといえます。その代わりに副作用があり、薬剤師や登録販売者のいないコンビニなどのお店で気軽に買うことが出来ないのです。

著しい効果がはっきりと現れるというには弱いけれども、どうも育毛に良いようである。
こんな天然成分が何十種類もあり、法律上効能をきちんと書くわけにもいかず「保湿成分」などと表記して入れられています。そのような成分が「上薬」といえるでしょう。頭皮にいい栄養、くらいの気持ちでとらえると良いと思います。

体の栄養で考えると、「1日30品目」などとよく言われますし、ビタミンやらアミノ酸やらミネラルやら沢山の成分を必要としています。そう考えれば、天然成分は色々と入っていた方が良いのかも知れません。