育毛剤を選ぶ時の心構え
育毛剤についての正しい知識はありますか?育毛剤のに対して正しい知識がないままでは、誤った使い方をしてしまう可能性があります。
なんとなく使っている状態では、せっかくお金をかけて手に入れた育毛剤やスカルプシャンプーの力を十分に発揮することができませんし、満足できる結果も得られません。
これから育毛剤やスカルプシャンプーを選ぶ方が、自分に合ったスカルプケア商品を安心して手に入れることができるようお手伝いができると幸いです。
育毛剤の役割は読んで字のごとく、「毛を育てること」にあります。
「育毛剤の効果」はあくまでも今生えている髪の毛に対して、もしくはこれから生えてくる髪の毛に対して効果を発揮してくれるものなのです。従って、育毛剤を使うことで、全く毛が生えていない毛穴の奥で細胞分裂が始まり毛が生えてくるということは、残念ながらあまりありません。
ですから抜け毛が少しでも気になったら、早めに育毛剤を試してみるのが良いでしょう。
なぜなら、「そのうち、そのうち、、」と考えている間に抜け毛が進行し、完全に髪の毛が無くなってしまったら育毛剤では効果を得る確率は低くなり、結局はお金のムダになってしまう事が多いのです。
(ただし現代は医療が進み、薄毛が進行してしまった方にも対応できるAGAクリニックでの治療などもありますので、諦めないで下さい。)
近年の薄毛事情と傾向
近年では「薄毛はおじさんの悩み」という概念は薄れ、ストレス社会・生活習慣病の煽りを受けてか10代や20代の若者から60代、70代のシルバー世代まで男女問わず悩みの一つになり、育毛・スカルプケアの意識は確実に広がっています。
若ハゲの原因!?【ブルーライト】と10代薄毛の関係〜将来はげない対策を〜
スカルプケア商品を購入するのが恥ずかしいという感覚も減少しているのではないでしょうか。
電話やネット通販での購入、ドラックストアでもスカルプケア商品は手に入れることができます。
正しい知識を持って早めに対応できるかどうかで、その後の生活面・精神面・経済コスト面にも関わってくると思えば、ケアを始めようか迷っている方にとって、育毛知識を得た「今」があなたのタイミングと言えるでしょう。
育毛剤は、まず頭皮の環境を整える事で抜け毛を防止したり、髪にハリやコシを与えてボリュームを出したりするのが主なものだと考えておいてください。それぞれの育毛剤に配合されているどの成分が、あなたの育毛に役立つのかは、使ってみないとわからない部分もありますが、自分に必要な成分を知っておくことが大切です。
そして育毛剤の中にもさまざまな種類があり、抜け毛の大敵である「フケや乾燥を抑えてくれるもの」や、「血流を良くしてくれるもの」、「細胞に働きかけるもの」もあります。「栄養を与えてくれるもの」もあれば「清潔に保つことを一番の目的にしている育毛剤」もあります。
人によって抜け毛や薄毛の原因や悩みの度合いもそれぞれですから、その症状や原因に合った育毛剤を使うことによって、より大きな効果が期待できるでしょう。
まずは、自分の抜け毛の種類や頭皮の状態、改善しなければならない生活習慣などを洗い出し、正しい知識を持って薄毛改善に取り組む事をおすすめ致します。
育毛剤の種類を5タイプに分類
Type1.【血行を促進するタイプ】
髪の毛に栄養を届ける為には「血行の促進」が欠かせません。育毛剤を選ぶ時には血行を促す成分を含んだものを是非選んで欲しいのですが、特にこのタイプを選んだ方がいいのは
・運動不足で血流が滞りがちな人
・普段から脂っこい食事が多く血管が詰まりがちな人
・ストレスを溜めがちな人
・頭皮を触ってみた時に硬いと感じたり、頭皮がしっかりと伸びないと感じる人
上記に当てはまると感じる方はしっかりと血液が流れていない可能性が高いので、血行を促進してくれるタイプの育毛剤を選んでみてください。
《血行促進におすすめの育毛剤》
◉センブリエキス、ニンジンエキス、M-034(海藻エキス)などを含んだ【チャプアップ】も、血行促進の働きを効果的に活用した育毛剤と言えます。これらの成分は天然由来のものなので副作用は気になりません。
◉最新育毛成分キャピキシル×ピディオキシジル×カプサイシン配合の【フィンジア(FINJIA)】
◉育毛ミストの【M-1】は鷹の爪分解物であるカプサイシンエキスを配合しているので頭皮の血行を良くしてくれます。
Type2.【ホルモンバランスを調整するタイプ】
男性ホルモンは脱毛の為に働く、薄毛対策にはとても厄介となる物質です。しかし男性も女性も男性ホルモンは流れているのである程度は仕方ないと言えます。抜け毛の状態が酷く、もしそれが男性ホルモンの仕業だと感じたらホルモンバランスを調整してくれる育毛剤を選んでみましょう。
男性であれば男性特有のM字型やO字型に脱毛が始まってきたら育毛剤によってホルモンバランスを整える必要が出てきます。女性はなかなか見極め方が難しいのですが、加齢やストレス、きついダイエットなどが原因で薄毛になってきたらホルモンバランスが崩れていると考えられます。
《ホルモンバランス調整におすすめの育毛剤》
◉【薬用プランテル】は男性型の薄毛や脱毛に特化した育毛剤。男性ホルモンを生産すると言われている5αリダクターゼを攻撃してくれるヒオウギエキスが含まれており、余計なホルモンを抑制してくれる効果が期待できる。
◉女性ホルモンの減少をサポートしながら、56種類もの育毛・頭皮ケア成分でエイジングケアしてくれる【ベルタ育毛剤】は妊娠中・授乳中を含む産前産後も使用できる、無添加・無香料の育毛剤。
Type3.【細胞を活性化するタイプ(栄養補給)】
毛髪は細胞分裂によって作られます。毛乳頭で細胞がしっかりと働いてくれなければ髪の毛は育ちませんし、その前に生まれもしません。
もし髪の毛の成長が遅くなったと感じるのであれば、また抜けた毛穴からなかなか髪の毛が生えてきてくれないと感じるのであれば、毛穴の奥の細胞がお休みしてしまっている可能性が強いです。
細胞を活性化してくれるような、またはその為に必要な栄養を補給してくれるような育毛剤を選択してみてください。
《細胞活性化におすすめの育毛剤》
◉「ノコギリヤシ」「亜鉛」など育毛に欠かせない成分を補える「育毛サプリ」も強い味方です→【育毛サプリメント一覧】
◉毛乳頭に働く!最新育毛成分「キャピキシル」+「グロースファクター(成長因子)」の【育毛エッセンス一覧】
◉薬用育毛剤の【レパオ】には、パントテニルエチルエーテルという毛母細胞を活性化させてくれるビタミンB群が含まれており、栄養と共に酸素も供給し細胞をより良い状態へと導いてくれます。男女兼用なのもポイントです。
Type4.【皮脂の分泌を抑制するタイプ】
皮脂が過剰分泌すると毛の成長が上手くいかなくなります。これは抜け毛の根本的原因となり、そして薄毛にまっしぐらの状態にしてしまいます。
抜けた髪の毛をしっかりとチェックしてみましょう。
もし髪の毛自体が細くなっていたり毛根が先細っていたら、それは皮脂の分泌が多くなり毛穴を塞いでしまったことが原因と考えられます。
また、「頭皮が脂っぽい」とつねづね感じているのであれば、皮脂の分泌が過剰になっているのかもしれません。
そのような人は皮脂の分泌を抑制するタイプの育毛剤を選んでみてください。
化粧品にもよく使われている、皮脂を抑える有効成分としては「イソフラボン」「ビタミンC誘導体」「ドクダミエキス」などがあります。
《皮脂の抑制におすすめの育毛剤》
◉皮脂の過剰分泌を抑える為に「イソフラボン」「ドクダミエキス」が配合されており、その他にも血流改善、5αリダクターゼの生成を抑制、髪の毛をつくる13種類のアミノ酸配合されている、とてもバランスのとれた育毛剤【チャップアップ詳細】
◉「キャピキシル」に含まれる「イソフラボン」が皮脂の分泌を正常に導き毛乳頭細胞に刺激を与える【最新スカルプエッセンス一覧】
Type5.【保湿タイプ】
抜け毛の原因は脂っこい頭皮だけではありません。「乾燥」も大敵なのです。
乾燥し過ぎると顔の肌もガサガサとなりますが、頭皮も乾燥すると肌が荒れ、抜け毛を増やしてしまうことが多くなります。外気の刺激などから守るためにも頭皮は常に保湿しておくことが求められるのです。
乾燥して硬くなった頭皮は、新陳代謝も低下するので血行不良になりがちです。乾燥と血行不良によるダブルパンチで抜け毛を加速させてしまうリスクは高くなります。
特に頭皮の脂分が気になる方は、「アミノ酸系のスカルプシャンプー」を使う方が良いでしょう。
市販の洗浄力の高い石油系のシャンプーは泡立ちもよく、直後はすっきり爽快感も得られますが、頭皮に必要な皮脂まで除去してしまう為頭皮が必要以上に油分を出そうとするか、それが間に合わなければ乾燥頭皮にまっしぐら、、結果的に抜け毛を引き起こす原因に。
頭皮が乾燥肌だと感じている方や、カラカラと水分が含まれていないフケが多いと感じたら、「程よく頭皮の脂分を洗浄して清潔に保ちつつ、保湿により頭皮バリアで毛根を守ることのできる育毛剤」・「スカルプシャンプー」を選ぶ方が良いでしょう。
《保湿力が高いおすすめの育毛剤》
◉「M-034」成分配合で保湿力の高い育毛剤 → 【チャップアップ】【ブブカ】【イクオス】
◉「馬油」をベースに保湿成分「フコイダン」「ローヤルゼリーエキス」「グリチルリチン酸2K」配合の【ウーマフリード】
◉女性の頭皮に寄り添った育毛剤【薬用リリィジュ】乾燥肌の女性におすすめの保湿力!お試しセット500円も魅力