【ためしてガッテン】治療すれば治る女性の脱毛〜甲状腺ホルモンの低下からくる脱毛は治る!?

以前、NHK総合テレビの『ためしてガッテン』において「甲状腺機能の低下がむくみや脱毛の原因となり得る」、「女性の脱毛で治療すれば劇的に治るタイプがある」という非常に興味深い特集が放送されていました。

髪を気にする女性甲状腺とは喉仏の下辺りにある蝶のような形の内分泌腺。この甲状腺の機能が低下すると、分泌される「甲状腺ホルモン」が減少、するとむくみなどの身体の不調、更には抜け毛が発生してしまうことにもなりかねないというのです。

甲状腺機能の低下により引き起こされる身体の不調は、それが原因だと気づきにくいよくある症状ばかり。それに伴う「抜け毛」も、まさか甲状腺ホルモンが関係しているとはなかなか考えられないのではないでしょうか。

このページでは『ためしてガッテン』で放送されていた内容と併せて、甲状腺機能低下症の症状、その発生の判断方法などをご紹介していきます。日常生活の妨げになっていた身体の不快感を取り除く一助になれば幸いです。

ためしてガッテン「治療すれば治る女性の脱毛」

 
2013年4月放送の「ためしてガッテン」で特集されていた「甲状腺ホルモンと脱毛の関係」についての情報を整理してみました。

◎男性の薄毛と女性の薄毛の違い

男性の薄毛(AGA・いわゆる前頭部や頭頂部の髪の毛が薄くなっていくタイプ)の原因はある程度解明されてきましたが、女性の薄毛の原因は、まだはっきりと解明されていません。
男性型脱毛(AGA)について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
「薄毛の原因について」 
「薄毛の種類」 
「ノコギリヤシに含まれるフィナステリドと脱毛たんぱく質の関係」 

女性と男性の薄毛の違いは色々とありますが、毛根から生えている髪を拡大した時に見られる一番大きな違いは、「薄毛の女性には“うぶ毛”の状態が少ない」ということです。

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◎ヘアサイクルと脱毛の関係

髪の毛には「ヘアサイクル」というものがあります。「ヘアサイクル」とは毛根が<休止期><成長期><退行期>を繰り返すというもの。

ヘアサイクル・休止期(約3~4カ月間):毛根に栄養を与えていた毛球が完全に退化し、毛乳頭細胞が休んでいる期間。

・成長期(約2~6年間):休止期を終えた毛乳頭部分に新たな毛球ができ、髪の毛が生えてきて伸びていく期間。

・退行期(約2週間):毛球が退化していく期間。


男性型脱毛症も女性の薄毛も、ヘアサイクルの内の<休止期>の異常で起こる「休止期性脱毛症」でこの点に関しては同じなのですが、実際には大きな違いがあります。

男性の薄毛の原因には、通常2~6年である<成長期>が数カ月~1年間に短縮して髪が早い段階で抜けてしまい、育たないということが挙げられます。髪が成長する前にうぶ毛のまま抜けてしまうため、髪が薄く見えるのです。「うぶ毛の期間がとても長い」(育たない)のが男性型脱毛症です。
(成長期が短縮されるだけで、休止期の期間は変わりません)

対して女性の薄毛は「休止期がとても長くなる」、つまり「生えない」という状態となります。そのため薄毛の女性にはうぶ毛を見ることが少なくなるのです。
(女性でも男性ホルモンを多少は持っており男性型脱毛症になる場合もまれにありますので、その場合は女性でもうぶ毛の多い薄毛になります)

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10人に1人治るタイプの薄毛〜甲状腺ホルモンの低下による脱毛

女性に多い脱毛で、10人に1人は治療薬を飲めば治るタイプがあります。
それは「甲状腺機能低下症」という病気の場合で、治療薬は1錠が10円程度の「甲状腺ホルモン剤」です。何らかの原因で甲状腺から出るホルモンが少なくなっているために体に様々な不具合が起き、その一環として髪の毛が抜けてしまうのです。

『ためしてガッテン』の番組内では、薬を飲んで薄毛が改善した2人の女性の例が取り上げられました。
主な自覚症状としては、
毛が抜ける(抜け毛が多くなる)
むくみが出る
・太った
・疲労感がある
・気力がなくなる
というものがあるのですが、どれも加齢や更年期障害でも起こりうる自覚症状で、なかなかそれだけで病院を受診しようと思わない場合も多いそうです。
症状だけでは「甲状腺機能低下症かな?」と判断するのは難しいところがあるのですが、病院で血液検査をすれば簡単に分かります。

甲状腺機能低下症による「むくみ」は普通のむくみとは少し違い、むくんだ部分を押しても引っ込みません。腫れているような感じです。ヒアルロン酸が増えすぎるために起こるむくみなのだそうです。
特に目元と口元が目立ちやすいです。

「甲状腺」とは喉の辺りにある蝶のような形をした内分泌腺です。「甲状腺ホルモン」とは何をしているホルモンかといいますと、新陳代謝を促すホルモンです。成長や発育を促進して、代謝(たいしゃ)を活発にさせ、たんぱく質・脂肪・炭水化物・水の代謝など体のいろいろな部分に影響を及ぼします。
(「代謝」とはある物質を別の物質に作り変えることです)

◎具体的な甲状腺ホルモンの働き

・細胞の分裂を促す
・細胞の活動を活発にする(→だから髪も生やす)
・骨の成長を促す
・心臓を活発に動かす
・骨髄で血液を作る
・皮膚を再生
・体温維持
などが甲状腺ホルモンの役割です。

さて、もし甲状腺ホルモンが何らかの理由で減ってしまったら……。
体の中で、どこを一番最初に諦めますか?
心臓、骨、血液……それらに比べたらやはりリストラ対象は髪の毛、ということになるので、抜け毛が起こるのです。

番組は2013年の4月の放送ですが、実は甲状腺と薄毛に関係があるということは100年以上前から医学界では常識のことだったそうです。

甲状腺機能低下症は女性に多いのは事実なのですが、男性にも実は起こりえます。甲状腺機能低下症の患者の割合は、男性1:女性3です。

ためしてガッテン「甲状腺機能低下によるホルモン減少がむくみの原因に!」

2015年6月放送の「ためしてガッテン」で特集されていた「甲状腺ホルモンとむくみの関係」についての情報を整理してみました。

◎危険なむくみに要注意!「むくみモドキ」を見逃すな!

ためしてガッテン足のむくみに悩む女性は多いと言われていますが、一般的な「むくみ」とは別に起こる「ヒアルロン酸の異常増殖」により起こるむくみが危険サインであると番組で紹介されていました。

ためしてガッテンでは通常のむくみとははっきりと区別して、「むくみモドキ」と表現されていました。甲状腺機能の低下によるむくみは、姿勢や時間帯に関係なく現れるという特性があるようです。

この「むくみモドキ」は足だけでなく顔や手にも症状が現れ、顔の場合はまぶたがむくむ人が多いようです。更には心臓(内蔵)にまでむくみを発生させて、最悪の場合は命に危険にさらされることも、、。
たかが「むくみ」の症状も上記に当てはまることがあれば、決して放ってはおけません。

では、どのように一般的な「むくみ」と「むくみモドキ」を見分ければ良いのでしょうか?
 

◎「むくみ」と「むくみモドキ」の見分け方

簡単に行える「むくみモドキ」の発見方法をお伝えします。
脚がむくんでいると感じたときに一度、以下の手順をお試しください。

1. 向こうずね(スネの前面)のすぐ横を5秒ほど強く押す
2. 押した箇所が凹んでいるかどうかを、よく確かめてください。

一般的なむくみであれば、凹みが跡となって残ったままになりますが、「むくみモドキ」の場合は、凹みが残りません。

※へこみが軽微であれば分かりづらい場合もあります。
あくまで目安ですので、疑わしい場合は早めに医療機関を受診をして、甲状腺機能低下症かどうかを判断してもらいましょう。

◎むくみ以外に甲状腺機能低下症の症状はあるの?

前述の通り、甲状腺機能の低下は「甲状腺ホルモン」の分泌減少を引き起こします。「甲状腺ホルモン」は簡単に言うと身体の様々な細胞を元気にする働きを持っています。これが少なくなるとむくみだけではなく、抜け毛・便秘・冷え・疲労感・関節痛・うつ・小食なのに太るなどの症状を引き起こす要因となりえます。

一見、ちょっとした風邪かな、加齢による抜け毛、体力低下?と思って見逃してしまいそうな症状ばかりですよね。しかし、それが長く続けば日常生活に大きな影を落としかねません。

「むくみモドキ」と上記のような症状が複数現れたら「甲状腺機能低下症」を疑ってもよいかもしれません。
かかりつけ医があれば「甲状腺検査を希望します」と伝えれば、必要な検査をしてくれるでしょう。
血液検査で「甲状腺ホルモン値」を調べてもらったら、一目瞭然です。

◎甲状腺機能低下症を治療するには

治療には、大掛かりな手術や、高額な薬が必要というものではありません。

減少している甲状腺ホルモンを、「甲状腺ホルモン剤(1錠が10円程)」という薬を服用することで補っていけば、個人差はありますが1~4ヶ月で症状が改善に向かうことが多いようです。

気になる症状がある場合は、不快感をそのままにせず血液検査だけでも受診してみましょう。
日々の不快な症状が改善できるきっかけになるかもしれません。

また甲状腺機能低下症と診断された場合、抜け毛や薄毛も甲状腺ホルモン剤で徐々に回復していくようですが、副作用のない無添加の育毛剤なら、今ある髪を守りながら、頭皮も整えてくれるので新しいコシのある髪が生えるサポートをしてくれるでしょう。

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