日々のお手入れで女子力UP【ツヤ髪】に!
正しいトリートメント方法って意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
同じトリートメント剤を使っても、ちょっとした工夫だけで髪をツヤツヤに導くことができるのです。
毎回は出来なくても、ツヤツヤ美髪のために週に1〜2回は一手間かけてトリートメントをしてみてはいかがでしょうか?
美容院での高価なトリートメントもたまにはいいけど、日々のお手入れでもツヤツヤしっとり髪を蘇らせることができるなら、その方が嬉しいですよね!
ここではちょっとしたシャンプー&トリートメントの際の工夫を紹介していますので、実践できそうな事を日々のヘアケアに取り入れて頂ければ幸いです。
トリートメント、リンス、コンディショナーってどう違うの?
◉リンス
リンスの語源は「Rinsing」で「すすぐ」という意味です。
シャンプー後のヘアケア剤としては、3つの中で1番はじめに作られました。昔はアルカリ石鹸で頭を洗っていましたが、脱脂力が強いのでパサつきやきしみが強く使用感としてはあまり良くありませんでした。そのアルカリ性を中和させ髪と同じ弱酸性にすることで、髪の表面をコーティングし、くし通り・ゆび通りを良くするものがリンスです。
◉トリートメント
もともとは洗髪後、乾いた毛髪に施すヘアケア剤として開発されたもので、傷んだ毛髪に油分やたんぱく質などの栄養を補給してくれるのがトリートメントです。粘度は高めで毛髪の内部まで浸透すると言われています。現在ではリンス感覚で使われていますが、シャンプー後に出来るだけタオルドライした髪に使うと、潤いやハリ・コシを取り戻す成分がより浸透しやすいとされています。
◉コンディショナー
シャンプー後の髪のコンディションを整えるヘアケア剤です。髪の表面に汚れをつきにくくさせたり、しっとり・サラサラさせたりします。やや粘度は高めで、髪の内部に少しだけ浸透し整えます。メーカーによって少し違いはありますが、リンス成分にトリートメント成分を足した物がコンディショナーと考えると分かりやすいです。
少しの違いはありますが、成分的には同類なので、自宅にあるヘアケア剤が「リンス」でも「コンディショナー」でもだいたい同じポイントに注意して頂ければOKです。
トリートメントの前に!正しいシャンプーを
正しいシャンプーのポイントは、スカルプケアに興味がある方にとっては当たり前かもしれませんが、まずは「予洗い」をしっかりすること。「少し長い」と感じるくらい(1分半〜2分)かけてしっかりすすぐことで、8割近い頭皮の汚れが落ちると言われています。(シャンプー剤を使わずにお湯だけで洗髪する【湯シャンについて】詳しく見てみる→)
その後、シャンプー剤をしっかり泡立てて、指の腹で優しく地肌を洗うこと。さらに頭皮マッサージを意識してみると効果的です。泡で毛穴の皮脂・汚れを浮かせて洗い流すイメージで、シャワーの温度は36〜37℃位が最適です。
洗髪の際のお湯が熱すぎると、余分に皮脂を落とし過ぎてしまったり頭皮の乾燥を引き起こす原因となってしまいますので、適温を守って優しく汚れを落としていきましょう。
また「予洗い」と同様に、シャンプー後の「すすぎ」にも時間をかけて、泡汚れなどのすすぎ残しがないように注意しましょう。
トリートメントの正しい使い方
★髪に水分が残っていると、トリートメント(油分)をはじいてしまうので、浸透力を上げるために軽くタオルドライした髪に使うと良いでしょう!
【1】適量のトリートメント剤を手のひらにとり両手で毛先を中心に髪全体に塗布していく。この時、頭皮にはトリートメント剤が付着しないように気をつけるのがポイントです!せっかくシャンプーでキレイになった毛穴が油分で塞がれてトラブルのもとにならないようにしましょう。
【2】髪の内側から少しつまんだり揉み込むようにしてトリートメント剤を行き渡らせると、キューティクルが引き締まり、仕上がりも滑らかになります。
【3】トリートメントがついた状態で3〜5分間放置します。その間に湯船に浸かってリラックスしましょう。
髪の痛みや抜け毛がひどい場合は髪全体にホットタオルを巻き、シャワーキャップをかぶるとより効果的です。トリートメントの成分が内部に浸透し修復効果がUPします。
【4】髪をこすらない様に注意しながら優しく洗い流します。商品によって「軽くすすいでください」や「よく流してください」などの記載がありますので、表記に従ってご使用ください。
((1)で頭皮にトリートメント剤をつけてしまうと軽いすすぎでは不十分で頭皮トラブルのもとになるので気をつけて)
上記のようにちょっとした工夫で、髪がツヤツヤになり翌朝のスタイリングも上手くいけば嬉しいですよね。
できることから少しづつはじめて、気分アップ!女子力アップ!のツヤツヤ髪を手に入れましょう。