アトピー性皮膚炎の頭皮に対して育毛剤は使えるか!?

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは皮膚の炎症を伴うアレルギー反応の一種とされています。
アトピーを起した肌は、刺激物に対して非常に敏感になっています。

特にアレルギーの要因となる物質に反応しやすく、その結果皮膚炎や喘息を起すほか、通常ではほとんど無害である物質に対しても過敏に反応して刺激を受けるため、皮膚に炎症を起こしてしまいます。

原因は環境や遺伝だとされていますが、どれも原因として断定できるものはありません。
症状の現れ方には個人差があり、皮膚であれば頭皮から足先までどこにでも現れる可能性があります。
症状として最も多いのは蕁麻疹やかぶれといった症状でかゆみを伴うものです。

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頭皮アトピーは脱毛につながる

 
アトピーが頭皮に現れた場合には、皮膚炎が起こり、それに伴って脱毛症状が見られます。

なぜ脱毛するのかといえば、免疫機能が体毛を除外しようとして脱毛するほか、皮膚炎を起した場所に細菌が感染することによって脱毛にいたるようです。

抜け方は全体的に抜けていくというのではなく、一部分が集中的に抜けて行く事によって円形脱毛症を呈する事が多いようです。

冬の頭皮湿疹に注意!頭皮に潤いを与える育毛剤・スカルプシャンプーは?

頭皮アトピーでの脱毛を改善するには?

 
M-1育毛ミスト(医薬部外品)アトピーによって生じる脱毛を改善させるためには、病院で処方される薬を用いるほか、育毛剤を使う方法が考えられます。

育毛剤といえばつければメントールがスーッとした爽快感をあたえる刺激が強いものであると思われがちですが、中には低刺激のものも売られています

そしてホルモンバランスを整える働きを持っており、さらにはアレルゲンを含まない育毛剤も売られているので、これを使うことで改善が見られるでしょう。

あえて女性用育毛剤を用いるのもおすすめです。女性用育毛剤には保湿や頭皮の保護を目的としているものが多く、乾燥により悪化しやすい頭皮アトピーにも安心して使うことができます。
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男性用の、しかも安価なものは刺激が強いためオススメできません。

サラヴィオが販売している化学薬品無添加の頭皮用美容液「M-1ミスト」は、ノンアルコールで保湿力も高く頭皮アトピーで脱毛してしまった部分にも使用可能であると言われています。

イギリスで行われた世界的な毛髪学会で最優秀賞を受賞した研究チームが開発した「M-1ミスト」は試してみる価値がありそうです。

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無添加で自分に合ったスカルプケアを心がけて

 
ただし、育毛剤が必ず効果があるという保証はありません。
その育毛剤が体質に合うかどうかということが非常に重要になるためです。

また、皮膚に炎症があるときに使えば炎症を悪化させ、脱毛につながるため使用を控えましょう。
もし使ったときに強い刺激を感じたら、炎症の悪化を防ぐためにもすぐに洗い流すようにしましょう。
使用後に違和感がある場合は、直ちに使用を中止して主治医の診断を受けるようにしましょう。

頭皮に赤み、痒みなどのトラブルがある場合、優先すべきなのはまず頭皮トラブルを解消することです。ヘアサイクルを正常に近づけるためにもまずは赤みや痒み、乾燥などを無くし、そこから育毛について取り組んで行く方が良いでしょう。

肌が敏感でアトピー症状が出やすい方は、シャンプーやヘアケア用品にも注意したいものです。

【スカルプケア】頭皮に良いシャンプーとは

刺激物になり得る界面活性剤のはいっているものは避ける必要があります。
乾燥を防ぐためには刺激の少ないオイルを塗ることで保湿して脱毛を予防することも大切です。

また、使用したときに清涼感がある、強い芳香があるなどといった商品には刺激が強い可能性があるので避けるといいでしょう。

無添加シャンプーでは、馬油配合ウーマシャンプー、S-1シャンプー、マイナチュレシャンプー、、などアミノ酸系シャンプーを使用することをお勧めします。

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