インディアン伝承シャンプーが日本へ来た理由
1990年に出版された著者:若山 浩子さんの「インディアンにハゲはいない。なぜ?」というタイトルの本があります。
薄毛に悩む方にとっては、ついぞ手にとってしまいたくなるタイトルではないでしょうか。
調べていくと「インディアン伝承シャンプー」というものも存在しており、本の出版もただのシャンプー発売のための広告活動か?と思いましたが、あながちそうでもないようでした。
目次は、第一章〜第五章まであり、著者の夫の髪が蘇るまでのエピソードや、髪に関する常識の正誤、薄毛とストレスとの関係性、正しい髪の手入れやシャンプー法、インディアンに学ぶ食事法や生活術などマンガでわかりやすく解説されています。
口コミとその成分について
インディアン伝承シャンプーに関する口コミは賛否両論ですが、栄養士の著者が夫の薄毛改善に様々な試行錯誤を重ねて辿り着いたという部分には共感できます。
本の中ではあまりシャンプーに関して詳しい説明はないのですが
◎ホホバ油⇒インディアンが肌の保護や洗浄のため使用していた
◎ベンナイト(粘土)⇒インディアンクレイとも言われ驚くほどの吸着性で頭皮の汚れや毛穴の汚れを吸い出す
◎ユッカ根エキス⇒乾燥地に生息するサボテンに似た植物で、エキスはシャンプーとしてインディアンに使われ、頭皮のダメージ回復に力を発揮
◎グレープシード油⇒ぶどうの種のオイル。何百年も昔からインディアンはこの抗酸化成分を使用していた。
興味のある方はどうぞ→→→インディアン伝承シャンプー
上記がインディアン伝承の4成分との事でしたが、成分だけ見ると、期待できそうな感じなのですが、
口コミの中には賛否両論
「独特の香りが合わない」「すっきりしない」などの声もある中、「10年以上使用している」「頭皮の赤みがすぐ引いて正常に!」などの声もあります。
合うか合わないか個人差が大きいので試してみるしかない、、という結論につきます。
やはり生活習慣がカギ!
人種的に近い存在のインディアンと日本人ですが、著者は栄養士ならではの視点からインディアンの生活習慣や食生活に育毛のヒントが沢山あるという説を唱えた内容となっています。
日本人も昔の食生活を維持していれば、薄毛に悩む人口割合も現在に比べて少なかったかも知れません。
AGAに関してもいろいろな解釈がなされていますが、初めから高い育毛剤や外来診療、タブレットに走るのではなく、自然に近い栄養素を賢く摂取し、自身の生活習慣を振り返るところから始めなければならないと感じさせられました。
薄毛の最大の原因である【ヘアサイクルの乱れをどうすれば正常に戻せるのか】という点に焦点をあてて、生活習慣を振り返ってみましょう。
その上で、必要であればAGAクリニックなど専門医の診断を仰ぐのも1つですし、自分に合った育毛剤やシャンプーを見つけるのも1つです。
実際にAGAクリニックに通院中の体験記なども参考にしていただき、今のあなたにあったスカルプケアを見つけていきましょう。