プレミアムにリニューアルして何が変わったの?
8年前の2007年に初代のウーマシャンプーが生まれました。当時「アミノ酸系シャンプー」が現在ほどメジャーではない中、「馬油」にこだわり天然の生薬成分を25種類も加え、市販のシャンプーより低刺激のスカルプシャンプーとして発売されました。
今回のリニューアルで、頭皮へ与える栄養成分の増加、潤い力のUP、髪のハリ・コシの強化でボリュームUP力が向上した新しい「ウーマシャンプープレミアム」が誕生しました。
数多くの愛用者がいるウーマシャンプーは、確かに市販の量販店の安価なシャンプーに比べると格段に「低刺激」なのですが、正直なところ超敏感肌の方には少なからず反応があるかも?と思わせる成分も配合されています。
全成分表の「水」の次に記載されている主洗浄成分である「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」は、洗浄成分の高い「ラウリル硫酸Na」とほぼ同様の成分だと言われていますので、単体では肌への刺激も強めであると言えます。
そこだけ見ると本当に低刺激なの?と疑いたくもなるのですが、ウーマシャンプーの良いところは、セカンドの洗浄成分として「コカミドプロピルベタイン」を配合しているところではないでしょうか。この配合成分により、「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」の強い刺激が緩和されるとともに「ラウラミドDEA」「コカミドDEA」とマイルドな成分が続いていますので、全体的な配合で見ると、洗い上がりはそのままに旧ウーマシャンプーよりもさらにマイルド感がUPした+生薬・栄養成分が増加しパワーアップしたと言えるでしょう。
【ウーマシャンプー】公式サイト
フェノキシエタノールの配合について
「フェノキシエタノール」は多くの化粧品などで使用されている防腐剤です。「パラベン」よりは刺激が弱い、、というイメージが持たれているのは、フェノキシエタノールが玉露の揮発成分で自然界に存在しているからでしょう。天然成分に間違いはありませんが、配合量が制限されているくらいなので、超敏感肌の方にとっては微量に配合されているだけでも肌に影響が現れることはなきにしもあらずです。
アルコール成分の一種で「パラベン」と同様に犬猿されがちな「フェノキシエタノール」ですが、一方で、化粧品の腐敗を防ぐ上では必要な成分とも言えます。
例えば、天然防腐剤と言われるものに「ローズマリーエキス」「グレープフルーツ種子エキス」「チョウジエキス」などがあります。
天然・無添加と謳っている化粧品にはフェノキシエタノールやパラベンを使用せず、天然防腐剤を使用しているものもあります。
一見「天然防腐剤なら肌に良い!」と思われがちですが、実は保存方法や、抽出方法、素材自体の農薬使用の有無などによって、防腐効果にはかなりバラツキがあります。
さらに、前述の理由により劣化した化粧品を使うことで肌の酸化を早めて老化を促進し、シミ・シワなどの原因を作ってしまいます。
そう考えると、天然だから全てOK!というのは危険な考え方かもしれません。安全な配合量を理解し、実際に肌に与えるダメージを知った上で選択していく必要があります。
注目! 新・旧U-MAシャンプー 配合成分量の比較
ウーマシャンプープレミアムでは旧ウーマシャンプーよりフェノキシエタノールの配合量がかなり抑えられています。
より肌の敏感な方にも使い易いように改善されたと言えそうです。
加えて、敏感肌用の化粧品に多く使われている「グリチルリチン酸2K」も新ウーマシャンプーでは増量されているようです。
また、一番の押しである「馬油」の配合順位もUPしています。25種類の生薬成分はそのままに、新しく加わった成分は、以下の通りです。
●ガゴメエキス・・・フコイダン、保湿、抗アレルギー
●オーキッドエキス・・・蘭の花から抽出、抗酸化力に優れている
●ルイボスエキス・・・抗酸化作用、抗アレルギー、抗菌作用
●トコフェリルリン酸Na・・・肌荒れ防止効果、活性酸素除去、保湿、抗炎症効果
●加水分解ケラチン(羊毛)・・・ダメージ改善、ハリ・コシ・ツヤUP
●レモン果実エキス・・・細胞活性化、収れん、保湿
●ツバキ油・・・保湿、ツヤ、コシ
●バリン、ロイシン、イソロイシン・・・高級アミノ酸(BCAA)、細胞活性化、毛穴引き締め効果
~頭皮環境リプレイス理論~
さらにパワーアップした新ウーマシャンプーでは、今までの「頭皮環境正常化」という基本的な考え方からさらに一歩踏み込んで「頭皮トラブル」「ボリューム不足」の悩みにもアプローチする新成分が多数配合されています。
配合成分が多数増加しましたが、お値段は以前と変わらず単品購入で3,800円(送料630円)、お得な定期コースで3,500円(送料込)ですので、これまであまり満足感が得られなかった方も、パワーアップした新ウーマシャンプーを試して見る価値はありそうです。