「なんとなく」で購入していませんか?
〜違いを知って正しく頭皮のお手入れを!〜
発毛剤、育毛剤、養毛剤という言葉を聞いて「なんとなく髪に良さそうなのはわかる」という気持ちで購入していませんか?
確かに、頭皮をケアする為の商品に変わりはありませんし、清潔にした状態の頭皮に塗る・・・という意味では同じように見えるかもしれません。
ですが、実はそれぞれ微妙に違いがあります。もちろん薄毛の状態によっても購入すべきアイテムが違うので、正しく違いを知って自分に合った頭皮ケアをしましょう。
発毛剤、育毛剤、養毛剤、どんな効果の違いが?
●【発毛剤】
3種類の中で唯一「発毛=毛を生やす」作用があるのが「発毛剤」です。毛髪を作る細胞に直接作用し、毛の生えていない部分や地肌の見えてしまっている部分からも発毛する可能性が高いです。
効果のある部位や副作用など細かく注意すべき点があり、選び方や使用方法が難しいですが、毛を生やす効果が認められていることもあり一番効果を期待できる種類と言えます。
●【育毛剤】
続いて一般的にアイテムの幅が一番多い「育毛剤」です。
毛髪の一本一本が細く薄くなってしまった毛髪の成長を促します。産毛ほどの細さの毛を太くしたり、成長を正常のサイクルにするなどが主な役割です。薄毛の原因となる血行不良や皮脂の分泌、栄養不足を解消させる為の成分を含んでいるものが多く、自身の毛髪を健康的なものに戻す効果に期待ができます。
●【養毛剤】
頭皮環境を整えることに役立ちます。頭皮のコンディションを整えることで抜け毛の予防に作用したり、毛髪の生え変わりのサイクルを正常に戻す手助けをします。
発毛剤・育毛剤と比べて毛髪を増やすような作用は弱いですが、いくら効果のある発毛剤や育毛剤でも、ダメージを負っている頭皮では浸透が悪く本来の効果を発揮することができない場合もあります。健康な頭皮を取り戻す為に養毛剤を使用すると良いでしょう。
ただし発毛剤、育毛剤、養毛剤それぞれにたくさんのアイテムがあり、効果も多種多様です。薄毛の原因によって使うべきアイテムも変わりますので、自身の薄毛の原因や状態についてもしっかり把握した上で自分に合った商品を探しましょう。
自分に合ったアイテムの選び方と購入方法は?
薄毛・脱毛の進行が深刻な方、部分的に地肌がクッキリ見えてきてしまったという方は【発毛剤】の検討をしても良さそうです。効果の高さや副作用の可能性などから発毛剤は医薬品に分類されているものが多いです。医師の診断を受け、病院・クリニックから処方してもらったり、薬剤師のアドバイスを受けて薬局・ドラッグストアで購入できます。
薄毛治療に関する診断や薬の処方には保険が適用されないためどうしても高額になってしまう可能性が高いです。最近ではリアップなど、比較的安価で市販されている発毛剤なども有名になってきましたが、発毛剤に関しては「最後の手段」とする人が多いというのも現状です。
部分的な薄毛・全体的に毛量が減ってきたなどで悩まれている方はまず【育毛剤】を試してみると良いでしょう。前述の通り育毛剤には多数のアイテムがあり、それぞれ作用や効果が違います。
薄毛改善の為に血行促進をするタイプのものや、皮脂を取り除くタイプのもの、育毛成分を浸透させるタイプのものなどをはじめ、最近では生え際の薄毛・M字はげなど部位ごとに効果の見込めるアイテムなども発売されています。
女性用に開発された育毛剤などもありますので、自身の悩みに合ったアイテムを探しましょう。一部の医薬品や、医薬部外品として販売されているケースが多く、ドラッグストアや通販で手軽に購入することができます。
●オススメの無添加「女性用育毛剤」 →→→ 「ベルタ育毛剤」「マイナチュレ」「リリィジュ」
【養毛剤】は頭皮環境を整える為に使用しましょう。紫外線によるダメージや、油分過多、乾燥などによって健康的な頭皮環境を失ってしまうと薄毛の原因になります。脱毛を防ぐためにもまずは頭皮環境の改善から始めると良いでしょう。
副作用も殆どなく、化粧品として販売されていることが多いので育毛剤同様手に入れやすいです。
発毛剤 | 育毛剤 | 養毛剤 | |
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効果 | 高 | 中〜高 | 低〜中 |
副作用 | 可能性あり | 可能性あり | ほぼなし |
価格 | 高 | 中 | 中 |
購入方法 | 医師への相談を要することが多い | 店頭・通販等で購入可能 | 店頭・通販等で購入可能 |
販売分類 | 医薬品等 | 医薬部外品(一部医薬品) | 化粧品 |