アルガンオイルってどんなオイル?
アルガンオイルはモロッコでは「生命の源」と考えられるほどで、自然から授かった知恵を利用した民間治療薬として、その効果・効能が広く認められており、「人生の実」と称され、モロッコの黄金オイルと呼ばれているそうです。
抗酸化作用を持つ「ビタミンE」は、美容の世界でもアンチエイジング(老化防止)効果をもたらすのに欠かせない成分として注目されています。アルガンオイルにはこの「ビタミンE」がオリーブオイルの2〜3倍も含まれているのです。
また、モロッコのベルベル族は、アルガンオイルを薬油として、傷口や皮膚の炎症部分に塗るなどし利用してきた事から、アンチエイジング効果と肌の修復効果の両面で注目されて、ヨーロッパ・アラブだけでなく、世界の研究者がその効果を認め、化粧品や薬品などにも活用されるようになりました。
わずかしか採油できない希少なオイル
なんと、アルガンオイルは100kgの実からたった1ℓしか採油されないという希少価値の高いオイルです。
アルガンの樹自体、大変希少なもので世界でモロッコの南西部にしか生育していないとされており、アルガンの森はアルガンオイルが広がりをみせたことにより、一時は絶滅の危機にさらされてしまいました。
現在はドイツの環境活動の一環で国営のプロジェクトがスタートし、ユネスコの生物圏保護区に指定されて守られています。
収穫されたアルガンの実は、乾燥して保管した後、オイルを摂る際に実が剥かれ種が取り出されます。
その種を割り「仁」という白い核を取り出します。石臼を使ってこの「仁」からオイルを絞り出していきます。
とても手間がかかりますが、熱によるアルガンオイルの酸化を防ぐため機械での圧搾はせず、採油は手作業で行われるのだそうです。
その後モロッコ・ドイツの研究所で、厳しい品質チェックに合格したオイルだけが国外へと運ばれるのです。
丁寧な品質管理がなされていることや、手作業での採油ということ、アルガンの樹自体が希少である事を考えれば、その価格が高くなる事は容易に納得できます。
オイルを直接毛髪に塗布する事で髪質改善効果も!
①オイルを手に取り両手で少し温めた後、髪の毛全体に揉み込むように塗布します。
②そのまま30分ほど放置します。(可能であればホットタオルで髪を包み込むようにしておくとオイルがより浸透します。)
③そのまま通常のシャンプー、リンスをする
ドライアー前にアルガンオイルをつけることでドライアーの熱から髪を守ります。
頭皮の修復に必須とされる不飽和脂肪酸が80%も配合されているので、乾燥や炎症を抑えると共に痩せた毛髪を修復・再生してくれる作用が強いと言えます。
椿オイルや、ホホバオイル、馬油も同じような効果を発揮すると言われていますが、どのオイルが自分に合っているのか、世界でも注目度の高いアルガンオイルを試してみる価値はありそうです。
アルガンオイル配合の「アルガンK2シャンプー」
アミノ酸系シャンプー「アルガンK2シャンプー」はその名の通りアルガンオイルが配合されている事で、皮脂を余分に摂りすぎる事なく程よく洗浄することで、頭皮に刺激を与える事無く頭皮環境を正常化へ導きます。
また、髪に活力を与えるとされる成分も多数配合されています。
◎ヒバマタエキス・・・保湿、皮膚再生、角質柔軟化作用
◎ホップエキス・・・抗菌・抗酸化作用、保湿、育毛、女性ホルモン様作用、抗アレルギー、抗炎症作用
◎ウイキョウエキス・・・抗酸化・抗炎症作用、血行促進、抗菌作用、創傷治癒促進作用
◎カミツレエキス ◎セイヨウノコギリソウエキス ◎メリッサエキス ◎セイヨウヤドリギエキス