玄米食の火付け役「マクロビオティック」とは?
薄毛の原因と言っても、一言では語れないほど多岐に渡り個人差もありますが、その中の一つに「食生活」があります。
食は身体の根本であり、コレが偏ってしまうと薄毛だけでなく様々な弊害が現れます。
少し前にマドンナが実践していることで有名になった「マクロビオティック」が玄米菜食を提唱していますが、コレがまさに、穀物・野菜・海藻などを中心に日本古来から食されてきた伝統食をベースにした食事で自然との調和を大切にしながら、健康を実現していくというものなのです。
マクロビオティックとは、古代ギリシャ語を語源としていて、「健康による長寿」「偉大な生命」などといった意味があると言われています。
あまりにストイックにマクロビオティックを実践するがあまり、それがストレスとなっては頭皮にとって逆効果となるので、ここでは「玄米菜食」という点にだけスポットを当てていきたいと思いますので、ご参考になればと思います。
玄米パワーを知れば食べたくなる!?
高い栄養価を持つ事で知られる玄米ですが、実際にどのような栄養価なのか。
収穫したコメからもみ殻だけを除いたものが「玄米」ですが、我々が普段口にしている「白米」は、玄米からぬか層や胚芽を取り除いた後の胚乳部分だけなのです。
主要な栄養素で見ていくと白米に比べ約4倍の栄養素が含まれています。
食物繊維に関して言えば約9倍!という結果から見れば、玄米は便秘の解消にも効果あり、と言われるのにも納得できます。
「食物繊維」は、余分なコレステロールや糖質、発がん性物質などの身体に悪影響を与えるとされる有害物質を体外に排出してくれる働きがあり、糖尿病や動脈硬化、脳卒中などの生活習慣病を防ぐのにも重要な物質とされています。
日本人の食物繊維の目標摂取量は1日あたり20〜25gとされていますが、多くの人は平均にして5〜10g摂取量が不足していると言われています。
日々のごはんを玄米に変えることで、その不足分も補うことが出来ます
◎玄米の米ヌカ成分がIGF-Iを増やす?
さらに玄米の米ヌカの成分が、育毛効果に重要な影響を与える事で知られるIGF-Iを増やすことがわかっています。
「IGF-I」とはアンチエイジングに大きな効果をもたらすアミノ酸の結合体で、コレを頭皮で「発毛因子」として働かせば、毛母細胞が活性化し髪の成長を促進できるというものです。
米ヌカに含まれるガンマ・オリザノール、ビタミンB1、GABAなどの栄養素が知覚神経を刺激することで全身(毛根も含め)のIGF-Iが増加し、育毛効果が発揮されるというのです。
この他アンチエイジングや頭皮の血行促進に欠かせない「ビタミンE」は白米の約4倍、糖質を効率よくエネルギーに変換するのに必要なビタミンB1は約5倍も含まれています。
また、身体の中で重要働きをしているミネラル類「リン・鉄・カリウム・マグネシウム・亜鉛」に関しても、白米より断然多く含まれており、健康な体作りに最適な穀物と言えるでしょう。
ミノキシジルは一時的、玄米食は一生
中でも「カリウム」は、塩の主成分といわれる「ナトリウム」を体内から排出してくれる作用があるので高血圧の方にも玄米食はオススメです。
薄毛治療に用いられる「ミノキシジル」は高血圧の人が血圧を下げるために用いられ「ロゲイン」として販売されていましたが、今は頭部に塗布する外用薬として広く知られています。
実際に「ロゲイン」を使用し、その効果を感じた方も多いのではないでしょうか。しかし、薬での薄毛改善は一時的なものでしかありません。
日々の食生活を少しずつ見直す事が生活習慣病の改善に繋がり、その延長線上に薄毛改善があることはいうまでもありません。
白米に半分玄米を加えていくのも1つです。
薄毛改善の為に始めた玄米食が、身体全体の健康作りのキッカケになればと思います。
今は「育毛剤」を使用している方はしっかり有効成分を利用しつつ、しかし将来的には「育毛剤を使わなくてもいいような頭皮環境と健康状態を手に入れてもらいたい」というのが育毛剤ラボの願いです。
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