頭皮の皮膚ダニ(顔ダニ)が薄毛の原因になるって本当?

皮膚ダニ(顔ダニ)ってどんなダニ?

顔ダニ「皮膚ダニ」とは、別名「顔ダニ」などと呼ばれるダニの総称です。主に顔や頭に多く生息していることから「皮膚ダニ(顔ダニ)」と呼ばれることが多く、正確にはデモデスク・フォリキュロム(ニキビダニ)、デモデクス・ブレビス(コニキビダニ)などの種類があります。

哺乳類の皮膚に寄生していて、毛穴から分泌される皮脂を食べています。
私達がよく知るダニ(衣類や布団などに発生する)とは違う形態をしています。

ダニ毛根付近に棲む種類や、皮脂腺に潜む種類などそれぞれに特徴があるようです。

統計上、顔ダニは殆どの人間の皮膚に生息しています。夜行性で夜になると宿主である人間が寝た頃に毛穴から出てきて特に活発に動き、皮脂の他にも落とし残したメイクや頭皮に残ったシャンプーやコンディショナーなどの油分も食べ物にします。

全長0.1~0.4mmほどで、肉眼では確認できませんが、人の顔には約200万~300万匹の顔ダニがいるといわれています。


メスは卵を産みますし、また脱皮も3回ほど繰り返し一生を皮膚・毛穴の中で過ごし生態系を作っています。

一見、気持ち悪くて嫌な存在に思えますが、このダニは毛穴の余分な皮脂を減らしてくれる存在なので、通常の生息数であれば害はなく、皮膚を健康に保つ重要な存在とも言えます。

皮膚ダニ(顔ダニ)の異常繁殖は薄毛の原因に!

洗顔後メイクやシャンプー・コンディショナーの洗い残しも食べている顔ダニですが、あまりに洗い残しが多いと顔ダニが増えすぎてしまうことがあります。もちろんメイク落としをしないことや、整髪料が付いたまま寝てしまうことも当然油分を残す結果となり顔ダニが増えてしまいます。

顔ダニが繁殖しすぎると顔の皮膚や頭皮にダメージを与え、トラブルが生じます。主にかゆみやニキビ、肌荒れ、乾燥、活性酸素の発生による老化、毛穴のつまりや開きが皮脂の分泌量を正常でなくすることもあります。

皮脂の分泌量が多くなるとまた更に顔ダニのエサを供給してしまうことになり、輪をかけてダメージが蓄積するという悪循環に陥ってしまいます。


ダメージによって脱毛に繋がり、最終的には薄毛を助長することとなるため注意が必要です。顔ダニの異常繁殖はトラブルを引き起こしますが、トラブル解決のために内外ともに栄養を与えようとしても、それ自体が毛穴に潜んだ顔ダニに食べられてしまい解決を遠回しにしてしまう可能性もあります。何が原因で皮膚ダニが増殖しているのかをしっかり見極めて対処することが必要です。

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皮膚ダニ(顔ダニ)が異常繁殖してしまったら・・・

シャワー皮膚ダニ(顔ダニ)は洗い残しなどの不潔や、寝不足・油分の多い食事などによって異常繁殖してしまいます。皮膚ダニ(顔ダニ)が異常繁殖してしまうとダメージの悪循環になってしまいますが、顔ダニを減らして更なる異常繁殖を防止する為の対策はあります。

まずは生活習慣の見直しをします。【入浴や洗顔・洗髪は夜のうち、寝る前に必ず済ますこと】【洗い残し防止のために頭皮をしっかりと濯ぎ、清潔に保つためしっかりと乾かすこと】も大切です。


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ドライアーまた充分な睡眠は過度な皮脂の分泌を防ぐことができるので、【普段より多く眠ることを心がける】と良さそうです。
食生活については【油分の多いものを控えること】

対処法を挙げてみると、顔ダニだけに限らず健康や頭皮環境に良いことを行うことで自然に改善するようです。

どうしても改善しない場合は顔ダニを除去するシャンプーなども開発されているので使用をお勧めします。


頭皮や顔の皮脂バランスを保つ為に必要な存在

毛穴の余分な皮脂を食べるダニなので、通常の生息数であれば全く問題ありません。むしろ「共存」という言葉が近く、顔ダニは健康な皮膚を保つために皮脂の量をバランス良く食べてくれるという働きもあります。また肌を酸性に保つことで殺菌作用もあるので寄生されているとはいえ悪いことばかりではありません。

上記のことから、駆除のし過ぎも良くありません。顔ダニがいなくなると皮膚から分泌した皮脂が減らないため、またニキビや乾燥などトラブルが発生してしまうこともあります。

何事もバランスが大切です。肌・頭皮を清潔に保つことも大切ですが、執拗に消毒するなどのやり過ぎには注意です。

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