ホホバオイルの魅力について
ホホバの実をご存知でしょうか?オリーブの実とも少し似ているような、このグリーン色の実からホホバオイルは抽出されます。
オイルとはいうものの、人間の肌を覆っている皮脂に極めて近い成分の「ワックスエステル」というワックスでできていて、
肌への浸透性、保湿効果がとても高いことで知られています。またそのような性質を持ちつつ、オイルのような嫌なベタつきが残らないのも魅力です。
また、天然ながら皮脂成分に極めて近い成分であることから、アレルギー体質、敏感肌の方にも広く愛用されています。(全てのアレルギーの方に症状が出ない訳ではありません)
また、オイル自体に細菌を繁殖させない抗菌作用があるため、不純物のない高品質なホホバオイルであれば、常温で数年に渡って保管しても酸化による劣化がほぼ見られないというところも大きな魅力です。
ヘアケア・スキンケア・体臭予防など、様々な日常生活に安心して活用できる万能オイルと言えるでしょう。
夏の日焼け対策・冬の乾燥対策にも万能オイルが活躍してくれそうです。
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ホホバオイルの頭皮ケア方法
◎ヘアパックの仕方
①入浴前の乾いた髪か、軽く洗った髪に、短髪であれば小さじ1杯、セミロング〜ロングであれば小さじ2〜3倍程度のホホバオイルを手に取り地肌と髪全体に広げ、そのまま10分程度、浸透させる。
ポイント⇒ 浸透効果をUPさせるには、温かい蒸しタオルを巻く
②地肌を優しく指の腹でマッサージして、血行を促進すると共にホホバオイルを地肌に浸透させ、毛穴に詰まった古い皮脂を溶解させるイメージで揉み込む。
③アミノ酸系のシャンプーなどで普段通りに洗髪するとしっとり・サラサラになる。
④タオルで髪の水分を拭き取り、ドライアー前の地肌と髪に髪の長さにあったホホバオイルを両方の手のひらで良く伸ばしながら塗布していく。
オイル成分がドライアーの熱から髪を守り、保湿を助けてくれる事と、頭皮の細菌を繁殖させないよう働くので頭皮環境を正常に導いてくれます。また、紫外線対策にも力を貸してくれるでしょう。
(ちなみに手作りの日焼け止めの作り方は、ホホバオイルに酸化亜鉛やシアバターなどを加えるとできるそうです!)
ホホバオイルと育毛の関係
はっきりしていることは、ホホバオイル自体に発毛・育毛効果はないということです。
あくまで頭皮の環境を整えることに有効だということです。
しかし、頭皮の環境(畑で言うなら土壌)を整えることに大きな力を発揮するということです。
畑が荒れているのに肥料(育毛剤)をたくさんあげても作物(毛根や髪)は育ちません。
それを念頭に頭皮環境の正常化にホホバオイルを使うのは良い選択と言えるでしょう。
ただし、市販のホホバオイルにも沢山の種類がありますので、いろいろ探してみて下さいね。
不純物のない100%の無農薬ゴールデンホホバオイルをオススメします。オリーブオイルで言うなら、エキストラバージンオイルです。
オーガニックとついていればそれなりに値段が上がりますが、無農薬の表示のみであればリーゾナブルなものもあります。
自分で信頼できるオイルにたどり着くまであきらめないで下さいね。