育毛シャンプーの種類と選び方

育毛シャンプーと市販のシャンプーの違いについて

洗浄力 香料 防腐剤 シリコン 無添加
市販シャンプー 強い あり あり あり ×
育毛シャンプー 普通 なし なし なし

◉【市販シャンプーの特徴】

シャンプーボトルドラックストアやスーパーで市販されている比較的安いシャンプーは、泡立ちよく汚れをすっきり落とすこと、香料などで香りをよくすること、シリコンで髪をコーティングして手触りを良くすることを重視して作られているものが多く、頭皮へのダメージに関してはあまり考えられていません。

いい香りが持続したり、指通りやツヤが良いと「いいシャンプー」と思いがちですが、「香料」や「防腐剤」として使用される安息香酸Naやエタノールは含有量が微量とはいえ、敏感肌、アトピーの方にとっては注意が必要な成分なのです。

使用感を第一に考え、価格を抑えて製品化された市販のシャンプーは、界面活性剤化学成分が使われているものがほとんどなので、頭皮に化学成分が残ってしまい刺激をうけてしまうリスクがあります。化学成分の中には、毛穴や頭皮に薬品が残りやすいものが多く、毛髪の成長の妨げになることもあるでしょう。

シャンプー&リンスもちろん全ての市販シャンプーがすべてダメだといっているわけではなく、若くて健康、ストレスフリーな頭皮環境では、市販のシャンプーでも問題ないでしょう。

しかし、加齢とともに頭皮はダメージを受けやすく変化していきます。
最近頭皮の環境があまり良くない、抜け毛が気になりだしたという方は、シャンプーを見直すタイミングかもしれません。化学薬品を配合していないスカルプシャンプーを使用することで頭皮へのダメージは軽減され、さらに頭皮や毛根の引き締め、保湿・血行促進などを促すサポート成分が多数配合されているので、頭皮を元気にしてくれます。

育毛シャンプー 一覧
育毛シャンプー比較表(アミノ酸系スカルプシャンプー) 内容量 初回価格 男女兼用 返金保証 頭...

◉【育毛シャンプー(スカルプシャンプー)の特徴】

育毛シャンプー(スカルプシャンプー)は、市販のシャンプーに比べて洗浄成分は「ほどほど」という場合がほとんどです。

頭皮の油分を全て洗浄してしまうと頭皮を保護(保湿)するコーティングがなくなり、乾燥を促進させてフケ・かゆみ・湿疹などのトラブルを引き起こすリスクがあります。
そのため、育毛シャンプーには適度な洗浄成分・保湿成分がバランス良く配合されています。

アロマまた「香料」も、ムダな化学物質として省かれていることが多いです。たまに良い香りをした育毛シャンプーもありますが、これはほとんどが天然植物エキス(ローズマリーやバラ、蘭など自然のエキス)で香りをつけているので、一般に売られている市販シャンプーのような香料とは異なります。

ですから市販シャンプーに比べ香りが長続きしませんが、天然成分なので頭皮に害を与える事はありません。

◉【なるべく無添加で頭皮に優しいものを】

その他、市販シャンプーの特徴でも触れましたが、敏感肌やアトピーの方が気をつけている成分の中に、防腐剤があります。防腐剤には、酸化防止剤・安息香酸Na・エタノールがありますが、育毛シャンプーにはこれらがほぼ含まれていません。

育毛シャンプーは「無添加」という点にこだわり、頭皮環境を正常化してヘアサイクルを取り戻すことを重視している品質重視の安心・安全なシャンプーが多いため、市販シャンプーよりはお値段が高くなります。

弱っている頭皮のバランスを整えて、ハリのある健康な毛髪が生えてくるための土壌を整備する役割があります。
特に「春や秋などの季節の変わり目」は、頭皮がバランスを崩して弱りやすい季節ですので注意しましょう。

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シャンプーの種類を3タイプに分類

洗浄力 泡立ち 保湿力 やさしさ
アルコール系シャンプー 強すぎる × ×
石鹸系シャンプー 強い
アミノ酸系シャンプー 余分な汚れのみ

【アルコール系シャンプー】

化学成分「アルコール系シャンプー」は泡立ちがよく香りが良いなど、使い心地はとにかく抜群です。洗浄力も高いので汚れが気になってしょうがない時などには重宝するでしょう。
しかしその高い洗浄力を生み出す為に「界面活性剤」が含まれているのがアルコール系シャンプーの特徴であり、この界面活性剤は頭皮を守っている表面の角質や皮脂も除去する力を持っています。

これによって頭皮がかぶれたり炎症を起こすこともありますし、汚れを落とし過ぎることでそれを防ごうと皮脂が過剰に分泌されてしまうリスクも生まれることになります。

アルコール系シャンプーに含まれる界面活性剤の代表的成分としては「ラウレス酸」や「ラウリル硫酸Na」などがあるので、表示を見て一目で認識することができるでしょう。

【石けん系シャンプー】

「石けん系シャンプー」はアルコール系シャンプーほどの洗浄力は持っていないため、頭皮を傷つけることもあまりありません。しかし洗浄力もしっかりと持っているので使い勝手はとても良いと言えるでしょう。

石鹸最近は天然成分にこだわって作られた石けん系シャンプーも増えてきているので、保湿効果を持ったシャンプーも探せばたくさん見つかります。

ただ石けん系シャンプーは髪の毛をツルツルにしたりサラサラにする能力には乏しいのが一般的です。これはアルカリ性のものが多いことが原因です。

髪の毛や頭皮は弱酸性なので、アルカリ性の石けん系シャンプーを使用するとどうしても馴染まず、それが原因で髪の毛を傷めてしまうことがありますし、敏感な人が使い続けると頭皮にも影響が出てきてしまうでしょう。

石けん系シャンプーは成分表示に「石けん」という文字がありますし、他にも「脂肪酸ナトリウム」など【脂肪酸~】という成分が含まれていることが多いです。

【アミノ酸系シャンプー】

シャンプーボトル一般的に育毛シャンプーと呼ばれているものは「アミノ酸系シャンプー」が多いです。

アミノ酸系シャンプーは市販のシャンプーと比べるととにかく肌への刺激が弱いです。決して洗浄力がないわけではありませんが、汚れを落とす能力は「ほどほど」にセーブされています。
しかしこれが、皮脂を摂り過ぎず残し過ぎずの良い状態を保ってくれます。

そもそも人の髪の毛はアミノ酸が原料となっているので、アミノ酸系シャンプーで洗えば髪への馴染みもよく、例え強い敏感肌の人でも安心して使うことができるのです。

成分としては「ラウロイルメチルアラニンNa」や「ココイルグルタミン酸TEA」などが代表的なものです。『コミカド』という文字が付いている成分が入っているシャンプーもアミノ酸系シャンプーであることが多いです。

※「薄毛予防度の大きさ」を考えるならアミノ酸系シャンプーが有利と言えるでしょう。
アミノ酸系シャンプー > 石けん系シャンプー > アルコール系シャンプー
という図で表すことができます

選び方のポイント

育毛シャンプーがたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない時は、要点を絞って選ぶことが求められます。
その3つの要点を見てみましょう。

1.「頭皮環境にマッチしているか」
2.「シャンプーのタイプを確認」
3.「自分の欲している成分が配合されているか」

最低限これらを押さえておけば育毛シャンプーの選択を失敗することはないでしょう。
あとは、返金保障などがある商品は実際に使用してみて、自分の頭皮に合っているか使い心地をチェックしてみるのも良いでしょう。

  • ◉頭皮環境にマッチしているか◉

    育毛シャンプーを選ぶ前に自分の頭皮がどのような状態になっているかを知っていなければなりません。頭皮が「脂性」なのに「乾燥肌」の人用のシャンプーを使っていては意味がありませんよね。そういった頭皮環境をしっかりと把握してから、それにマッチした育毛シャンプーを選ぶことが第一歩となります。

  • ◉シャンプーのタイプを確認すること◉

    シャンプーには様々なタイプがあります。アルコール系シャンプーと石けん系シャンプー、そしてアミノ酸系シャンプーが代表的な3種類ですが、育毛を目的とするのであれば「アミノ酸系シャンプー」を選ぶべきでしょう。

    ただアミノ酸系シャンプーは他のものと比べると少し値段が張ります。継続して使うことがどうしても難しければ「石けん系シャンプー」を選んでみましょう。
    アルコール系シャンプーはとてもリースナブルで一見使用感も良いのですが、頭皮環境を発毛や育毛に最適な状態に作り上げることは困難です。「頭皮の状態を整える」と謳っているシャンプーでも、成分表をしっかり見て判断しましょう。

  • ◉自分の欲している成分が配合されているか◉

    育毛シャンプーを使う目的は頭皮を正常化し健康な毛を生やすことですが、それに繋がるための成分は人によっても違いがありますし、シャンプー毎にも異なってきます。
    例えば全てを天然成分で作られているシャンプーにこだわる人もいるでしょう。化学成分が少しでも配合されていると肌が荒れたりする超敏感肌の人は気を付けなければなりません。

    育毛成分植物成分と言ってもそれが花なのか葉なのか、それとも生薬なのか海藻なのかでも効果が異なってきます。一般的に育毛に効果があると言われているのは「生薬」です。

    しかし植物成分や海藻成分の中にも育毛に有効とされている成分は多数存在しますので、自分はどの成分に重きを置くのか、どの成分が配合されているものが欲しいのかをよく考えてから育毛シャンプーを選択してみましょう。


◉おすすめ育毛シャンプー比較表◉

※頭皮に優しい無添加・ノンシリコン・アミノ酸系スカルプシャンプー比較

商品名 最安値
容量
特徴 無添加 返金保証 こんな人にオススメ
ウーマシャンプープレミアム ・3,460円(定期)
・300ml
・馬油
・アミノ酸BCAA
・ケラチン
・ガゴメ昆布
30日 〈男女兼用〉
・フケやかゆみで頭皮状態が悪い
・頭皮の乾燥が気になる
メソケアプラスシャンプー ・3,564円
・370ml
・カリ石鹸素地
・天然ヤシ
・脂肪酸とアルカリのバランス
〈男女兼用〉
・頭皮の乾燥が気になる
・アレルギーなどで頭皮が敏感
プレミアムブラックシャンプー ・4,666円(定期)
・400ml
・炭化したクレイ
・植物成分(21種)
・3分ヘアパック
30日 〈男性用〉
・髪のダメージが気になる
・頭皮のベタつきが気になる
アルガンK2シャンプー ・3,980円
・300ml
・アルガンオイル
・オーガニック植物エキス(8種)
・自然派植物由来エキス(6種)
30日 〈男性用〉
・髪のダメージが気になる
・頭皮のベタつきが気になる
マイナチュレ シャンプー ・2,920円(定期)
・200ml
・自然派由来成分(29種)
・ハーブエキス
・サポート体制の充実
14日 〈女性用〉
・髪のダメージや炎症が気になる
・自然由来のサポート成分が欲しい
ハル(haru)シャンプー ・3,110円(定期)
・400ml
・キャピキシル
・100%天然由来
・発毛育毛成分(8種)
・ヘマチン配合(白髪対策)
30日 〈女性用〉
・産前産後の抜け毛や白髪が気になる
・100%天然由来にこだわる

上記を参考にして、少しでも自分の頭皮に合ったシャンプーを見つけて頂けると幸いです。