湯シャンとは
頭皮の状態が気になる方、抜け毛が増えてきた気がする方は【湯シャン】を行ってみましょう。
【湯シャン】とはお湯のみを使用して髪の毛を洗うことです。つまりシャンプーやリンス、コンディショナーの類いは一切使わずに洗髪を行います。
有名芸能人のタモリをはじめ、福山雅治やYOUにも「頭皮に良い!」と実践されている【湯シャン】とはどのような洗髪方法なのでしょうか。
Q.なぜ湯シャンを行うのか
A.それはシャンプー等に含まれている人工的な成分が肌に合わず頭皮にダメージを与え、結果、抜け毛を増やしてしまっている可能性があるからです。湯シャンをすることで、これら人工的な薬品や成分から頭皮が解放されるので、敏感肌の人は頭皮環境の改善に繋げることができるでしょう。
湯シャンの手順
【◉STEP1】 ぬるま湯(36〜38℃)を用意し、頭皮を含めた髪の毛にしっかりと水分を馴染ませます。いきなり指でシャカシャカと洗うのではなく、まずはお湯の温度を利用して毛穴を広げ血行を良くしてあげるのです。
【◉STEP2】 その後、シャンプーをする時と同じように指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗い上げます。シャンプーを使ってないことを意識し過ぎて汚れをどうにか落とそうと一生懸命こすってしまいがちですが、それでは湯シャンの意味が薄れるので、あくまでも優しさは忘れないでください。
【◉STEP3】 大きめの洗面器にお湯を張り、そこに頭を突っ込んで洗うと、より汚れが落とせるでしょう。少し大胆ですが湯船の中でそれを行い、シャワーで洗い流すのもいいかもしれません。その場合、湯船にたまったお湯は汚れが溜まっているので必ず捨ててください。
湯シャンの注意点
【シャンプーを少しづつ減らしてみる】
湯シャンが良いと聞くとすぐに湯シャンのみに切り替えようとしてしまいますが、それはあまりおすすめしません。ダイエットと同じでいきなり完全移行してしまうと頭皮はびっくりし、頭皮環境の改善には繋がらないのです。
湯シャンを始める時はシャンプーの量を少しずつ減らすことから始めてみましょう。
いつも2プッシュのシャンプーを手の平に出しているのであれば1プッシュに減らし、さらにその半分に減らし、徐々にお湯の量を増やしていきます。
これを続けていくと確かに途中で髪の毛がゴワつくなどの感じがあるのですが、そのまま湯シャンを続けることが重要になってきます。髪が長い人はしばらく辛抱が必要ですが、いずれ新しい髪の毛に生え変わった時にはそのゴワつきもかなり少なくなっているでしょう。
またせっかくシャンプーの量を減らすなら、石油系の洗浄成分が強すぎるシャンプーは避け、頭皮に優しい【ノンシリコンアミノ酸系のシャンプー】を使用すると良いでしょう。
ノンシリコンアミノ酸系シャンプー比較表
ウーマシャンプー プレミアム |
プレミアムブラック シャンプー |
マイナチュレ シャンプー |
ハル(haru) シャンプー |
|
---|---|---|---|---|
天然成分 | 25種類 | 21種類 | 29種類 | 18種類 |
コンデショナー | 不要 | 不要 | 要 | △ |
価格 | 単品4,320円(税込) 定期3,150円(税込) |
単品5,184円(税込) 定期4,666円(税込) |
単品3,180円(税別) 定期2,704円(税別) |
単品3,888円(税込) 定期3,110円(税込) |
返金保証 | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ |
【頭皮の状態を見ながら良いバランスで】
もしくは数日に1回はシャンプーを使い、他は湯シャンというバランスで徐々に湯シャンに移行していっても構いません。
湯シャンだけだと汚れが落ち切らないことも多く、特に強い整髪料を着けていたり汚れが酷い場所で仕事をしている人、そして皮脂が過剰に溜まりやすい夏などには1週間に2度ほどはシャンプーが活躍することになるでしょう。その時もあまり沢山の量のシャンプーを使わないのがポイントです。
【ぬるま湯を心がけよう】
高温のお湯(40℃以上)になるに従って、皮脂は落ちやすくなりますが、必要な皮脂まで落としてしまう危険性もあります。また熱いお湯での洗髪で血行が良くなると思われがちですが、一時的に血行促進はできても、その後は頭皮の乾燥を促してしまうため皮脂バランスが崩れがちになります。熱めのお湯ではなく、36〜38℃程度のぬるま湯での湯シャンを心がけましょう。
また、「頭皮マッサージ」には髪の毛が生えようとするスイッチを押す役割もあります。適当にやっていてはそのスイッチを正確に押すことができません。
いわゆる「ツボ」と言われるものですが、このツボを頭皮マッサージによって刺激することで髪の毛が生えるように信号を送り、抜け毛防止や薄毛防止に繋がるわけです。
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湯シャンとの併用にオススメの育毛シャンプー
湯シャンとはいえ、初めはシャンプーを利用しながら少しずつ移行するのがベストでしょう。
無添加のアミノ酸系シャンプーでは【ウーマシャンプープレミアム】【プレミアムブラックシャンプー】などがオススメです。
女性には【マイナチュレシャンプー】【ハルシャンプー】などもおすすめです。
頭皮環境の改善を目的に作られたアミノ酸系のスカルプシャンプーは頭皮の潤いを維持するために必要な皮脂を適度に残しますので、湯シャンともマッチします。
ウーマシャンプーを例に挙げると、購入した時に書かれている洗髪方法には、500円玉程度のシャンプーを手にひらに、、と書かれていますが、もっともっと少ない僅かな量でもしっかり泡だってくれますので、湯シャン派にはそれで十分です。
通常1本で2ヶ月程度の量ですが、こういう使い方だと3,4ヶ月は持ちますからコストパフォーマンスも抜群です。
湯シャン後の育毛剤の使用について
湯シャンによって、頭皮の状態が落ち着いているのであれば、【育毛剤】の有効成分の浸透も期待できるのではないでしょうか。
育毛剤を使用するタイミングについては「育毛剤の正しい使い方」をご覧ください。
湯シャンにより頭皮の自然治癒力もUPしている状態なので、もし育毛剤を使用するのであれば、私としては無添加で副作用などの心配が少ない育毛剤をオススメします。
◉人気の無添加育毛剤>>>【チャップアップ(男女)】【BUBKA(男性)】【ベルタ育毛剤(女性)】
湯シャンにより頭皮が正常な状態に近づけば、育毛剤の更なる効果も期待できるでしょう。
ただし頭皮との相性もありますので、3〜6ヶ月使用して良い感触が得られないようであれば育毛剤を変えてみても良いでしょう。
自分に合った育毛剤を探したい方は「育毛剤の選び方」をご覧ください。